症状
齧歯(げっし)といわれる前歯が発達したり、奥歯が変形したりして、噛み合わせが悪くなる病気です。「ご飯をあまり食べない」「ご飯が食べにくそう」「前歯が伸びてきた」「奥歯が変形してきた」などの症状がみられるときは、注意が必要です。
また、不正咬合が原因で、奥歯のうしろを通っている「鼻涙管」が圧迫されて、炎症を起こす(歯根炎)ことがあります。歯根炎になると、「目やにが出る」「鼻水が出る」「目のまわりが濡れている」など、目や鼻に症状があらわれます。
症状を放っておく危険性
不正咬合を放っておくと、だんだんご飯を食べることができなくなってしまいます。また、歯根炎になった場合、結膜炎や鼻炎を引き起こします。
治療
伸びすぎた歯を削る治療を行います。当院では、安全のために麻酔をかけています。また、歯根炎などを起こしている場合は、飲み薬や目薬を使って治療を行います。