来院のタイミング
犬や猫をはじめ、特に小さな動物は不調がわかりにくいものです。だからこそ、飼い主さまはパートナーの様子を普段からよく観察してあげてください。
小さな異変が大きな病気の兆候であることもあります。「いつもと違う」「なんだか変」と感じたら、どうぞ当院へご来院ください。また、治療が可能かどうか心配な方は、お電話にてお問い合わせください。
当院の設備について
院内の雰囲気
アットホームな雰囲気が当院の自慢です。動物たちにも、飼い主さまにも居心地の良い空間をご提供できるよう、日々努めています。
院内設備
早い時期から状態を把握することで、早期治療が可能となります。特に心臓疾患など、症状が出てから治療に入ると、すでに進行しているといった病気もあります。
当院では検査機器を充実させています。心エコーのできる機械、血圧計、生化学検査機器、血液ガス分析器、カウンターショックなどの治療に必要な機材、そして2台のICUをそろえています。
また、入院設備も充実しています。30~40㎏程度の大型犬でも大丈夫なオーダーメイドの犬舎を含め、犬なら最大で5頭、猫なら最大で4頭まで入院が可能です。ただし、トリミングやペットホテルなどには対応しておりません。ご了承ください。
診療の流れ
1来院
「いつもと違う」「なんだか変」と感じたときが来院のタイミングです。動物の種類によっては、診療対象でない場合もあります。心配な方は、来院の前にお電話にてお問い合わせください。
2受付
受付で問診票にご記入いただき、診察室までおもちください。他の動物たちと一緒に過ごせない場合は、車の中でお待ちいただくこともできます。順番になったら、スタッフがお声がけします。
3診療
問診票をもとに、症状などをお伺いします。当院にはそれぞれ得意分野の異なる獣医師が3名おりますので、幅広い動物の症状に対応できます。
4治療
症状に合わせて、治療が必要な場合は行います。投薬が必要な場合は、お薬をお出しします。
治療費・保険について
診察や治療にかかるお金が心配な方は、事前にご相談ください。飼い主さまの事情を考慮しながら、最大限できることを一緒に考えていきます。
また、当院は「アニコム保険」に対応しています。保険にご加入の場合は、窓口精算が可能です。ただし、当院では代理店業務は行っていないため、加入のお手続きなどはご自身でお願いします。くわしくは、院内に置いてあるパンフレットをご覧ください。
定期健診・予防接種について
人が定期的に健診を受けるように、犬や猫も定期健診や予防接種を受けると、病気の早期発見・早期治療につながります。症状を早くみつけることで、治療が早く済むだけでなく、負担を軽くすることもできます。
当院では、定期健診の目安を「半年に1回」と考えています。身体検査や血液検査、体重測定、心臓の聴診、必要があれば心電図や血圧測定なども行います。
ぜひ、「病気になってから」ではなく、「病気になる前に」病院へお越しください。
歯石除去
定期健診や予防接種と同じように定期的に行っていただきたいのが、歯石除去です。
近年、犬や猫の歯周病が増えています。口臭やよだれ、歯の黄ばみなどがみられたら、歯周病のサインです。歯周病は、放置すると歯周病菌が全身に行きわたり、場合によっては心臓や腎臓、肝臓などに影響する怖い病気です。定期的に歯石除去を行い、病気を防ぎましょう。
当院では、1年に1回の歯石除去をおすすめしています。歯石除去は全身麻酔をかけ、専用の器具を使って行います。また、歯磨き指導や日常で気をつけることなどもお伝えしています。
また、日ごろから歯磨きをしっかりするように心がけ、歯磨き効果のあるおもちゃやペットフードも上手に活用すると良いでしょう。
初めて利用される方へ
犬を飼う予定の方へ
できれば犬を飼う前に、まず「かかりつけ医」を決めてください。飼う予定の犬種や予算、住まいの環境などをお話しいただければ、必要なものや犬種の特徴などのアドバイスができます。
また、無事にパートナーとして迎えることができたら、すぐにお越しください。ワクチンや予防接種のスケジュール、避妊や去勢などについてのアドバイスを行います。その後も健康診断などで定期的な病院通いをおすすめします。
パートナーの健康管理は飼い主さまの大事な役目です。定期的に病院へ通う習慣をつけておくと、病気を未然に防ぐことができ、もしかかったとしても軽い治療で済みます。
猫を飼う予定の方へ
赤ちゃんの猫は、哺乳期が終わったら診察を受けるようにしましょう。病気の検査やワクチン接種、避妊や去勢についてのアドバイスを行います。
猫は見知らぬ場所だと緊張して興奮することがあります。来院の際は、必ずケージやキャリーケースなどに入れて連れてきてあげてください。
小動物を飼う予定の方へ
うさぎやハムスター、鳥などは不調が起きたとしてもわかりにくいことが多く、予想以上に症状が進行してしまっていることがあります。また、実際にみてみないとわからないこともあります。
普段から様子をよく観察して、少しでも気になることがあったら、すぐに病院へ連れてきてください。
また、繊細で意外と複雑な面もあるので、住環境には十分配慮してあげましょう。こまめに掃除をしてきれいにして、エサなどもカビが生えないようにこまめに取り換えてあげましょう。