まずは外耳炎を引き起こした原因を調べ、それから治療を行います。感染症が原因の場合は、抗生物質などのお薬を使って治します。炎症がひどい場合は、炎症をおさえる飲み薬や耳に垂らしていれる点耳薬を使います。
アレルギー性の外耳炎は、身体の一部分にしか症状が出ないため、一見わかりにくく、耳の入り口あたりは腫れていても、中をよくみると症状が少ないこともあります。目にみえている症状だけでなく、アレルギーそのものを治していく必要があるため、全体をよくみて原因を追究します。
以前は治療にステロイド薬のみを使っていましたが、現在はかゆみにも炎症にも効果的で、ステロイド薬よりも安全なお薬が出てきています。そういったお薬を使いながら治していきます。